投資するなら、数百股がオススメ!?
1年365更新を目指していたのに、早くも数日空けてしまいました…明るいおっさんです。
さて今日は、数百股投資を実現する商品、ETF(上場投資信託)についてのお話です。
私は現在、個別株とETFの両方を運用していますが、徐々にETFの比重が高まっています。その背景も添えて、今日は記事を書きます。
ETFとは
簡単に言うと「株と投資信託の間の子」と言えますね。何故“間の子”といえるのか、メリットとデメリットからご説明します。
ETFのメリットは?
ETFのデメリットは?
- 分散投資のため、特定の銘柄が突出した成績を出しても、反映されにくい。
- 個別銘柄と違い、運用手数料が発生する。
詳しくは、世界最大規模の運用会社である、ブラックロックの下記のページがわかりやすいです。
恋愛に例えるなら、数十人・数百人の恋人と同時に付き合っている感じでしょうか。
これが本当の人間関係ならとても褒められたものではありませんが、投資における「分散」の重要性からすれば、理想的な状態にあると言えます。
様々な種類があるETF
私は米国市場のETFのみを所有しています(もちろん、日本の市場に上場しているETFもあります)
その中でも、全世界を投資対象にしたもの、アメリカ企業を対象にしたもの、特定の業種を対象にしたもの、高配当の企業群を対象にしたものなど、様々なラインナップが揃っています。
私がETFの割合を高めている理由
個別株の醍醐味は、株を買った企業が成長し、株価上昇や配当といったかたちで、株主に大きなリターンを返してくれることです。
一方で、最近のフェイスブックやツイッターのように、予想に対してネガティブな数字が出ると、途端に-15%、-20%といった大幅下落が発生します。
実際私も、高配当に惹かれてタバコで有名なフィリップモリスの株を保有したのですが、業績が振るわず大幅下落を経験しました。スマホの米国株アプリを開いた際、「ん?なんかデータおかしくない?」と目を疑ったものです(笑)
その点、値動きが緩やかで、リスク分散が利いているETFは、投資によるリターンを得ながら、心の平穏を保ちやすいという意味でも、私のようなサラリーマン投資家にはもってこいだと思います。
銘柄に惚れるのを防ぐ?
株の格言に「銘柄に惚れるな」というものがあります。
仮にズルズルと株価が下っていっても「自分が選んだ株なのだから、大丈夫。もうじき上がるはず」と、根拠のない自信が芽生えてしまうものです。
その点ETFは、元々複数の株から構成されているので、銘柄に惚れる余地があまりありません。(正確には、「このETFに惚れる」ということが起こりうるのですが、入れ込み具合は個別株に比べて、だいぶ軽いはず)
「私にはあなたしかいないの!」と惚れ込んだ人が、真面目で、健康で、ちゃんと稼いでくれる人ならいいですが、たとえば急病にかかって稼ぎが減ったり、勤めている会社の業績が傾いてリストラなんてことになると、一気に窮地に陥ります。
その点、数百人の恋人がいるハイパー浮気状態を作っていれば、そのうちの一人が稼げなくなっても、金銭的・心理的ダメージは極めて軽微に抑えることができます。
(例えがゲスくてすみません!)
そのため、こと投資においては、同時並行でいろんな人と恋愛しているほうが、理想的な状態といえると思うのです。
まとめ
今回はETFの概要について記載しました。
さらに、ETFと一口に言っても、いろんな種類があるので、「どれを買おうかな」と悩むのも楽しいものです。
具体的なETFの詳細は、また別の記事で更新していきたいと思います。
一方で、こんだけETFのことを書いておきながら、個別株のドキドキ感もやめられないんですけどね(苦笑)